東南アジア(ASEAN)諸国が域内の資本市場に共通するグリーンボンド基準(ASEAN GBS)を制定した。現在、国際市場の自主基準であるグリーンボンド原則(GBP)に基づき、ASEAN市場に「グリーンアセットクラス」市場を整備することを目指す。GBPに加えて、石炭火力発電への投資除外などの追加規定を設けている。
ASEAN GBSは、ASEANの域内資本市場の育成活性化のため設立されている「ASEAN Capital Markets Forum (ACMF)」が、GBPを管理する国際資本市場協会(ICMA)との連携に基づき整備した。ASEAN10カ国の各国国内市場向けではなく、ASEAN市場全体での発展を目指し、対象プロジェクトも各国にまたがる国際性が基本。
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