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ハウステンボス、家庭の屋根置き太陽光発電システムを10年後に無償譲渡する電力小売りサービスを、首都圏等で開始。家庭への再エネ電力普及を支援(RIEF)

2017-12-29 08:00:23

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 ハウステンボス(長崎県佐世保市)は12月27日から、家庭の屋根に無償で太陽光発電システムを提供し、家庭での割安な再エネ電力使用を支援する「ハウステンボスHOME太陽光でんき」サービスの提供を始めた。設置した太陽光システムは10年後に契約者に無償譲渡する仕組み。首都圏、中部圏、近畿圏の3大都市圏で販売を展開する。

 

 家庭の屋根に設置する太陽光発電システムは京セラ製で、設置後の10年間はハウステンボスの所有物だが、設置費用等は一切、かからない。さらに10年後に無償譲渡される。契約した家庭は、自分の家の屋根で発電したクリーン電力を自家消費できる。

 

 夜間や雨天時などで太陽光発電ができない時間帯は、子会社のHTBエナジー(佐世保市)が自前の電力を供給するので、契約家庭は通常の電力と同様に契約料金を払うだけでいい。停電時には、HTBエナジーが発電した電気を非常用電源として無料で利用できる。

 

 契約料金は基本料金ゼロで、従量料金単価が東京と中部エリアが1kW当たり26円、関西エリアが同22円。東京電力より年間約8900円安いという(40 アンペアで月 400kwh利用の場合)。

 

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 設置した太陽光発電システムは、契約後の満10年でその住宅などの所有者に譲渡する。また設置に当たっての初期投資はゼロとなる。ハウステンボスでは、単なる電力小売事業としての展開だけでなく、家庭に再エネ電力を普及させる支援策として位置付けている。

 

 テーマパークを展開するハウステンボスは、開発に伴う自然破壊や環境汚染を最小限に抑え、良好な環境を創出する「環境未来都市」を目指し、テーマパーク周辺4カ所で大規模な太陽光発電事業を展開している。京セラも、エコロジー(環境性)とエコノミー(経済性)の両立を追求しながら持続的な発展をめざす「環境経営」に取り組んでいる。

 

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 両社はそれぞれの企業理念に共鳴し、今回のプロジェクトを契機に、再エネ発電の普及などに関する様々な事業を推進していく計画という。

http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/pdf/171222_htb25.pdf