英非営利団体のClimate Bonds Initiative（CBI）は、2017年のグローバル市場でのグリーンボンド発行量が、前年比78%増の1555億㌦と過去最高額になったと公表した。昨年末の推計より約3割ほど多くなった。もっとも発行額が多かったのは米国の424億㌦で、前年トップの中国より約9割上回った。CBIは今年の発行額も6割～2倍近い2500億～3000億㌦に成長し続ける、と予測している。

 

　CBIは年末段階での推計では、前年比47.3％増の1202億㌦としていた。その後、統計データの整備などから、発行額がさらに拡大していることを把握したとしている。

 

　国別では、米国が住宅支援機関の連邦住宅抵当公庫 （ファニーメイ）の住宅ローン担保証券（MBS……

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