格付機関のMoody'sは、2018年のグローバル市場でのグリーンボンドの発行額が、昨年より6割強増えて2500億㌦規模になるとの推計を明らかにした。欧米の先進国市場での発行が引き続き順調なことに加え、途上国での発行やグリーンボンド国債など多様化が進むほか、投資家サイドの強い需要も市場拡大を後押しするとみている。

 

　2017年のグローバル市場でのグリーンボンド発行総額は、1555億㌦（Climate Bonds Initiative推計）と、前年比78％増の成長をみせた。http://rief-jp.org/ct4/75941?ctid=69　今回のMoody'sの推計は、その成長テンポが、今年もほぼ変わらず継続するとみている。

 

　昨年の発……

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