HOME |欧州委員会、サステナブルファイナンス市場づくりへ、4項目の法制化案を公表。「グリーンの定義分類などのタクソノミー整備」「ESG要因を投資判断に統合義務化」など。EUがサステナブル市場を牽引へ(RIEF) |
Valdis Dombrovskis

 

  欧州委員会は24日、EU域内でのサステナブルファイナンスの取り組みを推進する法整備案をまとめ、公表した。再生可能エネルギー等のグリーン関連の定義を共通化する「タクソノミー」の整備をはじめ、資産運用などの金融機関に対してESG要因を投資判断に盛り込むことを、顧客に対するフィデシャリー・デューティー(受託者責任)として義務付けることなどが柱となる。従来、市場任せで展開してきたサステナビリティやグリーン等の評価を統一し、金融機関の投融資行動に反映させることで、気候変動対策やサステナビリティ開発への資金の流れを高めることを目指す。

 

 (写真は、サステナブルファイナンスの法制化案を公表した欧州委員会副委員長のValdis Dombrovskis氏)

 

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