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日本リテールファンド投資法人(JRF)RIET初のグリーンボンド第一号の発行条件決定。80億円、クーポンレートは0.21%。日本生命、太陽生命などが投資表明(RIEF)

2018-05-27 13:23:22

JRFキャプチャ

 

 三菱商事・ユービーエス・リアルティ(MC-UBS)が運用する不動産投資法人(J-REIT)の日本リテールファンド投資法人(JRF)は、J-RIETとして初となるグリーンボンドの発行額の条件を決定した。発行額は80億円、期間5年、クーポンレート0.21%。

 

 JRFは4月中旬に、RIETとして初のグリーンボンド発行する方針を定め、グリーンボンドフレームワークを設定していた。http://rief-jp.org/ct1/78621。同フレームワークでは1429億円の発行可能額上限を設定した。

 

 今回、そのうち、第一回の発行条件を決めた。また主幹事には、みずほ証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に加えて、日本政策投資銀行系のDBJ証券も参加する。

 

JRF2キャプチャ

 

 発行されるグリーンボンドはすでに、日本生命、太陽生命、東京海上日動火災、三菱UFJ信託銀行、関西大学、七十七銀行、大分銀行、アイシン精機、トーア再保険、四国労働金庫などが投資表明を行っている。

 

 JRFは今回のグリーンボンド発行での調達資金を既存、および新規のグリーン適格資産に投じる予定だ。JRFは現在、約100物件、時価総額8590億円の資産を保有しており、このうち適格グリーン資産は、21物件、3176億円と試算している。これをベースにして、有利子負債比率を乗じた「グリーン適格負債額」を算出、この適格負債額1429億円をグリーンボンド発行の上限としている。

 

http://www.jrf-reit.com/overview/sustain_gre.html

http://www.jrf-reit.com/upd3/irpr_news/pdf/xjs2245AF5415AF17D20.pdf