パリ協定を受けて設立された「金融システムのグリーン化のための中央銀行・金融監督当局者ネットワーク(NGFS)」に、日本の金融庁が参加したことがわかった。NGFSは、金融機関の健全性・安定性を監督するうえで、気候変動リスクの重要性を踏まえた対応を目指すもので、金融庁は、当面の最大課題である金融機関がTCFD勧告に適合する体制整備等を国際連携の中で、推進することになりそうだ。
NGFSは正式名称「The Central Banks and Supervisors Network for Greening the Financial System」 。昨年12月にパリ協定を記念してパリで開いたOne Planet Summitの場で、設立が宣言された。独仏英オランダの各中央銀行のほか、……
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