HOME |国際標準化機構(ISO)、中国提案の「グリーンファイナンス」の規格化を賛成多数で可決。既存のグリーンボンド、気候ファイナンスと合わせ、環境金融分野で3つの規格化作業が同時並行化へ(RIEF) |
ISO1キャプチャ

 

 国際標準化機構(ISO)は、中国が提案していたグリーンファイナンスについての規格化作業を開始することで合意した。ISOはグリーンボンドについてISO14030、パリ協定に連動する気候変動ファイナンスについてはISO14097で、それぞれ規格化作業を進めており、新たにグリーンファイナンスの規格化を目指すことになった。

 

 中国は昨年後半、グリーンファイナンスについての規格化提案をしたが、投票の結果、すでに進行している14030あるいは14097と重複していることなどを理由として否決されていた。しかし、今年になって新たに対象となる環境マネジメントのTC207委員会に再度、中国が提案していた。前回の投票が1票差という僅差だったこともあり、今般の投票では賛成票が若干上回り、採択が決まった。

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