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ネクストエナジー社、太陽光発電事業者向けに、電力会社の出力制御リスクを5年間、軽減 ・補償するサービスを開発・提供(RIEF)

2018-08-30 00:02:40

solar9キャプチャ

 新電力のネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)は29日から、太陽光発電事業者が、電力会社の出力制御によって売電を制限された場合の収益減少分を補償するサービスを始めた。5年間、年間出力制御率が20%を超えた分について10万円を上限に補償する。太陽光発電事業者は売電制限のリスクを低減でき、発電事業の安定化が図れる。

 

  ネクストエナジーが開発したのは、「MAXIFIT®出力制御補償サービス」。電力会社の出力制御による売電金額損失分を、一定条件のもとで、5年間補償する内容。従来の経済損失補償ではカバーしきれなかった出力制御による売電収益減少のリスクを軽減するという。

 

 太陽光発電の接続に伴う出力制御ルールは、2015年1月に改正された「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」で導入された。送電網を保有する電力会社が電気の需要と供給のバランスを保つために、太陽光発電システムからの出力を制限できる。

 

 サービスの対象は、同社製の太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの発電システムを導入している事業者。商品を納入した翌々月から5年間を補償期間とする。ただし、出力制御データに「固定スケジュール」を採用する場合は非対象。

https://www.nextenergy.jp/information/20180829/