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日本学生支援機構、今年2回目のソーシャルボンド発行。300億円。9月の初回と同条件、年間1200億円発行へ(RIEF)

2018-10-26 20:26:59

JASSO1キャプチャ

 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、今年2回目となるソーシャルボンドを発行した。発行額300億円、期間2年、利率年 0. 001%、応募者利回り0.000%の条件はすべて9月に発行した第一回と同じ。JASSOは年間約1200億円の財投機関債を発行しており、3回目以降も同様にソーシャルボンドとして発行する。資金の使途は学生に貸与する奨学金の原資となる。

 

 同債券(第53回日本学生支援債券)は日本格付研究所(JCR)からAAA、格付投資情報センター(R&I)からAAの信用格付を得た。またセカンド・オピニオンは英仏のVigeo Eirisから付与された。

 

 Vigeo Eirisは、同ボンドについて、市場基準のソーシャルボンド原則(SBP)に適合するとしたうえで、さらに資金使途について、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の第4目標「教育の品質(「すべての人に包 摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」)に適合すると評価している。

 

 引受主幹事は、野村證券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券の3機関が務める。

 

https://www.jasso.go.jp/about/ir/saiken/__icsFiles/afieldfile/2018/10/19/53gaiyou.pdf

https://www.jasso.go.jp/about/ir/saiken/__icsFiles/afieldfile/2018/09/19/53second_party_opinion.pdf