HOME |欧州委員会、サステナブルファイナンスの「気候関連タクソノミー」を公表。化石燃料事業はCCS付き、乗用車は一定の期限付きでハイブリッド車も認める。原子力事業は除外(RIEF) |
EUTaxonomy1キャプチャ

 

   欧州委員会は、サステナブルファイナンス行動計画の気候関連グリーン事業タクソノミー(事業分類)案を公表した。焦点の石炭・ガス火力等の化石燃料事業は、カーボン回収貯留(CCS)技術利用を前提として対象事業に含める。ただ原子力事業は除外した。自動車はゼロエミッション車だけでなく、移行期の措置としてハイブリッド車なども認めるという。

 

 公表されたタクソノミー案は、欧州委員会の技術専門家グループ(TEG)が気候変動回避事業と適応事業の気候関連分野の事業を網羅している。対象は7つの産業セクターをカバー、気候回避活動として67、気候適応事業は9事業を列挙している。

 

 公表案は全体で、利用ガイド編も合わせると414ページに及ぶ膨大な分量になっている。同……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン