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日本アジア投資、障がい者向けグループホーム展開の「ソーシャルインクルー」に戦略的投資。ホームの建設事業にも投資(RIEF)

2019-07-24 17:18:21

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 ベンチャーキャピタルの⽇本アジア投資(東京)は、障がい者向けグループホーム「ソーシャルインクルーホーム」を全国で運営するソーシャルインクルー株式会社(東京)へ投資したことを公表した。投資は「戦略投資」と位置づけ、ソーシャルインクルーによるグループホームの建設プロジェクトにも投資を⾏い、投資としてだけでなく、事業上のパートナーとしても、同社を支援するとしている。

 

 (写真は、ソーシャルインクルーのグループホームの一つ)

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 ソーシャルインクルーは、2017年設立の若い会社だが、すでに障がい者向けグループホームを全国に37棟保有、運営している。グループホームは、身体・知的・精神の各障害者が、24時間常駐の世話人の支援を受けながら、地域のアパートやマンション、一戸建て当の施設で、共同生活を送るシステム。一ヶ所に10~20人程度が共同生活を行っているという。

 

 従来の障がい者入居施設に比べて、小規模なことから、入居者一人ひとりのニーズに沿った小回りの効く支援が可能になる。入居者の孤立の防止、生活不安の軽減、共同生活による身体・精神両面での安定の確保などが期待されている。

 

グループホーム内の共同の設備
グループホーム内の共同の設備

 

 日本アジア投資は、投資額については明らかにしていない。同社は、「日本とアジアをつなぐ投資会社として、少子高齢化が進む社会に安心・安全で質と生産性の高い未来を創る」を経営理念としている。「戦略的投資」については、金融機関からの融資資金の調達が可能な新規事業を創出し、その事業に投資(プロジェクト投資)を行うとともに、そのパートナー企業にも投資(プライベートエクイティ投資)を行うこと、と位置づけている。

http://www.jaic-vc.co.jp/index.html

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