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シャープ、「卒FIT」電力買取り価格、プレミアム・プランで最高14円台(kWh当たり)提示。蓄電池併設条件。丸紅ソーラートレーディングと連携(RIEF)

2019-08-06 12:23:11

sharp1キャプチャ

 

  シャープは子会社のシャープエネルギーソリューションを通じて、丸紅ソーラートレーディングと連携、家庭用太陽光発電の「卒FIT」商戦に参入する。蓄電設備購入者から、通常の買取り価格よりkWH当たり4円高いプレミアム価格を提供、最高で14円台(北海道)の買取り価格を実現する。11月から実施する。「卒FIT」電力の買取りをめぐっては既存電力、新電力等が競っているが、蓄電設備導入を条件で高買取り価格を提示できることになる。

 

 シャープエネルギーソリューションは、すでに「余剰電力買取りサービス」として「SHARPプラン」を提示している。新サービスは、これらのプランの契約者のうち、シャープの蓄電池購入を条件に、買取り価格を4円分上乗せする仕組み。上乗せプレミアムの提供期間は契約から1年間になる。

 

 「卒FIT」の余剰電力買取り価格は、各社の価格がkWh当たり9~10円前後が多い。ただ、蓄電池やエコキュート等を組み合わせることで、パナソニックとNTTスマイルエナジーは最高16円台を提示している。シャープの今回のプレミアム価格設定も、蓄電池追加が条件となる。http://rief-jp.org/ct4/91350

 

 利用者にすると、蓄電池の追加出費が必要になるが、蓄電池のメリットとして、太陽光発電が十分得られない時でも、自前の電力を使えるメリットもある。

https://corporate.jp.sharp/news/190805-a.html