EUの欧州理事会は、現在進めているサステナブルファイナンスの対象事業を網羅するTaxonomyから、原発事業を除外した原案を修正し、原発事業を対象とすることを多数決で決めた。同決定には、原発廃止を決めているドイツや反原発のオーストリアなどが反対した。欧州議会も反対の立場だけに、今後のTaxonomy確定での論点になりそうだ。
欧州理事会は先週25日、サステナブルファイナンスの規則案について合意した。規則案の合意とともに、同規則が対象とするグリーン&サステナブル事業のTaxonomy案に盛り込まれていた原発の除外について議論した。ドイツ、オーストリア、ルクセンブルグは原案を支持したが、その他のEU加盟国は現状維持を主張、多数決の結果、欧州理事会としては、原発を除外しない方針とな……
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