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リコーリース、昨年に続き2度目のグリーンボンド発行。100億円、期間5年。太陽光発電や小水力発電設備のリース事業等に充当

2019-10-07 15:32:13

RICOHキャプチャ

 

 リコーリースは昨年に続いて二回目のグリーンボンドを発行する。発行額も前回と同額の100億円、期間5年。調達資金は同社が手掛ける太陽光発電や小水力事業の再生可能エネルギー事業の設備リースや省エネ建物の建設・改修費等に充当する。

 

 同社は昨年8月に始めてグリーンボンドを発行した。調達額100億円、期間5年で今回と同規模。 この際の資金使途は、同社が保有する太陽光発電設備のリース資産、割賦契約対象の太陽光発電設備購入のために発行したコマーシャルペーパーの償還資金に充当する、とされた。http://rief-jp.org/ct4/81236

 

 今回の資金使途もほぼ同じで、太陽光発電設備に加えて、小水力発電設備向けのリース、割賦事業に充当する予定としている。利率は0.120%。11日に発行する。同ボンドのグリーン性については日本格付研究所(JCR)が国際基準のグリーンボンド原則(GBP)への適合を承認し、「Green 1」の評価を付与している。債券の格付けはAA-。

 

 引き受け主幹事は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、大和証券、野村證券の国内各社が担当する。このうち三菱UFJモルスタ証券はStruture Agentも務める。

 

 同社は環境中期経営計画において、中長期CO2削減目標として、2030年度までに40%削減(2013年度基準)、2050年度までに89%削減(2013年度基準)を掲げている。そのため今後、自社のGHG排出ネットゼロ、再生可能エネルギーの普及など、環境配慮型製品の拡大を目指す考えだ。今回のグリーンボンド発行はそうした計画に沿った資金調達となる。

http://www.r-lease.co.jp/csr/greenbond/index.html