HOME8.温暖化・気候変動 |国連「緑の気候基金(GCF)」、第一次増資総額97億7600万㌦。当初出資額より5億㌦減。英仏独の欧州勢が大幅増額。欧州勢の影響力強まる。日本は当初額と同額(ドル建て)(RIEF) |
GCF2キャプチャ

 

 国連の「緑の気候基金(GCF)」は先週、パリで第1次増資ハイレベル・プレッジング会合を開催、来年からの4年間の途上国の温暖化対策支援資金として27カ国から合計97億7600万㌦の拠出約束を得た。当初拠出約束額は103億㌦だったが、米トランプ政権が3分の2を引き揚げたので、実質当初拠出額より約15億㌦多いことになる。ただ、当初約束額に比べると、5億㌦ほど少ない。日本は実質的な増額はせず、当初拠出額と同額を維持した。

 

 (写真は、パリで開いたGCF第1次増資ハイレベル・プレッジング会合に出席した各国代表。日本からは鈴木馨祐外務副大臣が出席した)

 

 今回の増資拠出額の確定で、GCFへの拠出額がもっとも多い国は、英……

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