東京電力がグリーンボンドを発行するという報道が流れ、話題になっている。Bloombergが10月29日付けで報じた。東電は再生可能エネルギー発電事業を受け継ぐ、準備子会社を今月設立した。来年4月に分社化する予定。その新子会社の資金調達手段として、グリーンボンドの発行を検討しているという。しかし、東電グループとしては原発も石炭火力も抱えており、分社子会社だけが「グリーン」と市場にみなされるのか、論議を呼びそうだ。
東電ホールディングスは10月1日付けで、「東京電力リニューアルブルパワー」社を設立した。同社は、来年4月をめどに、現在、ホールディング傘下にある再エネ事業を統合して受け継ぐ分割準備会社としての位置づけだ。
東電再エネ会社は、太……
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