2019年の国内のグリーンボンド発行は、順調に拡大した。環境金融研究機構(RIEF)の調べでは、発行本数64本、発行総額9080億円と、ともに前年比倍増近い伸び(87.3%増)となり、1兆円台目前に迫った。サステナビリティボンドやソーシャルボンドも伸び、3種類のボンドを合わせたESG債全体では、発行本数99本、発行総額約1兆6500億円と市場規模を拡大した。
グローバル市場では、Climate Bonds Initiative(CBI)やEnvironmental Finance等の正式な公表はまだないが、2500億㌦前後(27兆円前後)と前年比約50%増に拡大したとみられる。
パリ協定の目標達成に向けた各国の温暖化対策が進展してきたほ……
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