EUの欧州委員会は14日、2050年の温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す「欧州グリーンディール(EGD)」計画のため、今後10年超の間に1兆ユーロ(120兆円)を投じる「サステナブル欧州投資計画(SEIP)」を公表した。東欧諸国等の石炭依存度の高い地域の移行を促進する特別ファンド「Just Transition Mechanism(JTM:公正移行メカニズム)」を創設する。
(写真は、フォンデアライエン欧州委員長㊧と、EGD担当の副委員長、フランス・ティメルマンス氏㊨)
1兆ユーロのSEIPは、官民資金を動員して調達することになる。ほぼ半分の資金はEUの中期財政計画(2021~27年)に盛り込まれ、残……
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