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オリックス、初のグリーンボンド発行。総額100億円。資金使途は全額、自前の太陽光発電事業に充当(RIEF)

2020-01-25 18:19:37

Orix221キャプチャ

 

   オリックスは30日に、同社初のグリーンボンドを発行する。総額100億円で、資金使途は全額、同社が開発する太陽光発電事業に充当する。

 

 オリックスは環境エ ネルギー事業に力を入れており、国内で保有する太陽光発電事業の設備容量は合計約1000MWに達する。また風力発電、地熱発電、バイオマス発電などの他の再生可能エネルギー事業も展開している。今回のグリーンボンドでの調達資金は、すべて太陽光発電事業に振り向ける。

 

 ボンドは期間5年、利率は0.090%。すでに、日本生命、かんぽ生命、三井住友トラスト・アセットマネジメント等、18の機関投資家が投資表明を行っている。セカンド・オピニオンはSustainalytics社が付与した。

 

オリックスの太陽光発電事業の流れ
オリックスの太陽光発電事業の流れ

 

 オリックスは、「オリックスグループ サステナビリティポリシー」 で、社会に大きな影 響を与える事業領域として「環境エネルギー事業」「自動車事業」「不動産事業」を選び、それぞれから重要課題を特定している。

 

 また再エネ普及では、ニューアブル・ジャパン、東急不動産、JXTGエネルギー、東京ガスと共同で、再エネを長期安定電源とすることを目的に、一般社団法人再生可能エネルギー長期安定電源推進協会を設立した。再エネ普及の政策展開等への働きかけを目指している。

https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/pdf/200124_ORIXJ.pdf

https://www.sustainalytics.com/sustainable-finance/wp-content/uploads/2020/01/ORIX-Corporation-Green-Bond-Second-Party-Opinion-JAPANESE.pdf