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東京証券取引所、全上場インフラファンドを対象とする「東証インフラファンド指数」4月から公表へ。7銘柄を組み込み。ファンド化などで投資し易く(RIEF)

2020-02-04 21:34:09

Enexus1キャプチャ


 東京証券取引所は、東証インフラファンド市場全体の動向を示す指標として、上場インフラファンド全銘柄を対象とする東証インフラファンド指数を4月から算出・公表すると発表した。現在、東証のインフラファンド市場で上場されているファンドは6銘柄だが、今月末に一件追加されることから、指数に盛り込まれるのは7銘柄となる。

 

 (写真は、上場インフラファンドの一つ「エネクス・インフラ投資法人」の投資資産「高萩太陽光発電所」)

 

 インフラファンドは2016年6月にタカラレーベンが太陽光発電事業を資産とするタカラレーベン・インフラ投資法人を上場させて以来、年間ほぼ1~2件の割合で上場銘柄が追加されている。今月20日に上場予定のジャパン・インフラファンド投資法人で7件目となる。上場ファンドはいずれも太陽光発電事業を中心とした再エネ事業を投資対象資産としている。「太陽光発電ファンド」でもある。

 

 基準日は3月27日、指数の算出・公表の開始日は4月27日。指数は、浮動株時価総額加重平均型で算出する。公表される指数を元に、ファンドやリンク債などの金融商品を組成・売り出すことが可能になる。指数の利用に際しては東証とライセンス契約を結ぶ必要がある。新規の上場ファンドが認められると、その都度、指数に追加される。

 

https://www.jpx.co.jp/news/1044/nlsgeu000004hrlu-att/hp_20200131_j.pdf

https://www.jpx.co.jp/news/1044/nlsgeu000004hrlu-att/REIT_j_20200131.pdf