金融庁・日本銀行は、気候リスクを金融監督等に反映させるかどうかを問う国際調査に対して、気候関連リスクの情報開示の奨励、ストレステスト実施による評価、グリーンファイナンスの基準設定、の3分野について、前向きな回答をしたことがわかった。いずれも、「検討中」ではなく、「実施、あるいは公表、実施予定」として意見を表明している。
調査は、国際会計・税務事務所のMazarsと金融シンクタンクのOMFIFが共同でまとめた「Tackling Climate Change: The role of banking regulation and supervision」と題する報告書。米欧中日など33の中央銀行と監督当局を対象とし、気候変動に対する金融政策・金融監督政策の取り組み姿勢をアンケートした。金……
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