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日本の格付け見通し「ネガティブ」維持、状況見守る=ムーディーズ(Reuters)

2011-04-28 00:52:36

[東京 27日 ロイター] 格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、日本のソブリン格付け見通しについて「ネガティブ」を維持し、状況を見守っていくとの考えを示した。 

 同社のシニアバイスプレジデント、トム・バーン氏が、ロイターとのインタビューで語った。

 同氏は「基本的にはネガティブのアウトルックを維持し、状況を見守っていく。格付けの基本は、政府の財政赤字と債務だ」と語った。同社は2月に、「Aa2」としている日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更している。

 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)もこの日、日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。