HOME5. 政策関連 |欧州中央銀行(ECB)、EUのサステナブルファイナンス戦略に「批判的な国」を批判。日本等を想定か。国際協調での共通化を最優先、化石燃料産業の「ブラウンタクソノミー」を支持(RIEF) |
ECB123キャプチャ

 

 欧州中央銀行(ECB)は、EUがサステナブルファイナンス行動計画で、質の高い基準を進め、国際基準化を目指していることに、一部の国から批判的な動きがあることを踏まえ、「国際協調を最優先すべき。EUが目指す高い品質の基準設定を阻害するような『規制競争』は避けねばならない」と指摘した。特定の国名を上げなかったが、日本やカナダが念頭にあるとされる。ECBはサステナブルファイナンスをさらに推進するため、高CO2排出事業を明確に示すブラウンタクソノミーの制定も求めた。

 

 ECBの見解は、欧州委員会が進めているサステナブルファイナンス戦略の最新化と非財務情報報告指令(NFRD)の改定版に対するコメントとして作成、公表された。このうち、今回の指摘は、サステナブルファイナンス戦略の最新化に対するコメント……

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