HOME9.中国&アジア |マレーシア、中央銀行による銀行監督で「気候リスク」検査を常態化、独自のタクソノミーも整備。サステナブルファイナンス促進のためプラットフォーム整備(RIEF) |
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  マレーシアは、サステナブルファイナンス政策を強化する。中央銀行のマレーシア国立銀行(Bank Negara)は金融機関監督に「気候リスク」検査を常態化するほか、金融機関のサステナブル投融資を促進するため、同国独自のグリーン事業のタクソノミーを整備する。また証券委員会(SC)は、市場参加者にサステナブルファイナンスの技術支援や訓練等をサポートする「マレーシア・サステナブルファイナンス・イニシアティブ(MSFI)」を立ち上げた。

 

 銀行監督での気候リスクチェックは、Bank Negaraの副総裁のJessica Chewが明らかにした。同行の調査では、マレーシア金融機関の保有資産の約12%は気候関連リスクを抱えているという。同氏は、こうしたリスク資産の動向について、すでに年間の金融監督評……

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