新型コロナウイルス感染の影響下でも、知的所有権やESG等の評価を含む無形資産が、米欧企業の時価価値を高めていることがわかった。ワクチン等の開発期待やビジネスモデルの転換の高まり等を映しているとみられる。ただ、日経225株価指数では無形資産評価は、欧米とは反対に低下している。日本企業のテク技術力が中国、韓国等に比べ下がっているとともに、日本企業のESG対応の弱さなどが影響している可能性がある。
(上図は、米S&P500指数の企業価値に占める有形、無形各資産の時価割合)
知的所有権やESG等の無形資産が企業価値(株式時価)に及ぼす影響を分析しているのは、米シカゴの知的資本コンサル会社「Ocean ……
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