英非営利団体のClimate Bonds Initiative(CBI)は今年上半期のグリーンボンドを含むESG債の発行額が確報値で2500億㌦と過去最大になったと公表した。上半期だけで昨年全体の7割強の発行量だった。例年と異なるのは、これまで中心だったグリーンボンドの発行が鈍化し、新型コロナウイルス対策でのソーシャルボンドやサステナビリティボンドの発行が全体を底上げした点だ。またソーシャルボンドの累計発行では日本が国別で3位、発行本数ではトップになった。
(上図は、ESG債の発行額推移。2020年は上半期のみ)
CBIが公表したのは「The Sustainable Debt Global Stat……
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