米データプロバイダー大手のMSCIは、パリ協定の「1.5℃目標」への適合と、TCFDへの整合性、トランジションリスクの削減、そしてグリーンオポチュニティも追求する新インデックス「MSCI Climate Paris Aligned Index Series」を開発した。TCFD連動のESG投資が増大する中で、多くの投資家が共通して求めるESG課題を一括してまとめたインデックスの提供となる。
新インデックスは8種類をそろえている。MSCIの現行の気候インデックスをベースにして、パリ協定が掲げる目標のうち、より厳しい「1.5℃目標」をターゲットとする。目標への適合性の確認では、MSCIのClimate Value-at-Riskでの評価と、対象企業の自社目標が年間10%以上の改善が見込め……
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