HOME |国際標準化機構(ISO)グリーンボンド規格で「タクソノミー」分野の制定が難航。関係国間の投票で可決できず。日本も反対票投じる。「タクソノミー抜き規格」の可能性も(RIEF) |
ISO994キャプチャ

 

 国際標準化機構(ISO)が進めているグリーンボンドの規格作業で、グリーン事業の評価の軸になるタクソノミーの制定が難航していることがわかった。ISOの規格化承認手順の関係国間の投票で、有効投票を得ることができず、差し戻された格好になっているという。グリーンボンド規格は4つのパートに分かれており、タクソノミーのパートだけが宙に浮いた形だ。

 

 関係筋によると、グリーンボンド等のグリーンファイナンスの規格化を進めているISO14030(グリーン負債性商品規格)の作業は、今年半ばから、4つのパートそれぞれについての国際規格原案(DIS)等への移行を承認する関係国間での投票を進めた。

 

 その中で、グリーンボンドの手順を定めるパートや、セカンドオピニオン……

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