HOME |国際資本市場協会(ICMA)、「気候移行ファイナンス」のガイダンス(ハンドブック)公表。事業向けのグリーンボンド型と企業向けのサステナビリティリンクボンド型の両方を提案(RIEF) |
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 国際資本市場協会(ICMA)は9日、炭素集約型産業・企業がパリ協定の目標に沿う低炭素化・脱炭素化を目指すためのトランジション(移行)ファイナンスのガイダンスとなる「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック」を公表した。移行の手法としては、グリーンボンド原則(GBP)のように、移行事業を対象として資金使途を明示するUse of Proceed(UoP)方式と、サステナビリティリンクボンド原則(SLBP)のように重要業績指標(KPI)で企業を評価する両方式を提案した。これらを使って移行ファイナンスを実施する際に考慮すべき点を4つの主要要素として整理した。

 

 環境金融研究機構が組織した日本の研究者グループ「トランジション(移行)ファイナンス研究会(TFSG)が10月初めに公表……

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