HOME4.市場・運用 |国際決済銀行(BIS)、新たにユーロ建てのグリーンボンドファンド立ち上げ。一昨年のドル建てファンドに次ぐ。合計で20億㌦規模。A-以上の「適格グリーンボンド」を選定(RIEF) |
BIS002 キャプチャ

 

  国際決済銀行(BIS)は新たに、加盟中央銀行向けにユーロ建てのグリーンボンドファンドを立ち上げた。BISは2019年にグリーンボンドファンド(ドル建て)を稼働させており、二つ目のファンドとなる。両ファンドを合わせると、投資額は20億㌦(約2060億円)。中央銀行等が外為市場への介入資金や内部資金等を、よりサステナブルな資産で運用する中央銀行共通のファンドを提供する形だ。

 

 新たに設定したファンドは、オープンエンド型の「EUR BISIP G2 ファンド」。BISIPは、「BIS投資プール」を意味し、BIS自身の資産のほか、各国中央銀行から預かった資金を同勘定で、個別運用あるいはプール化による共同運用等として資産運用している。グリーンボンドファンドはこのBISIPsの中で運用する。

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