HOME6. 外国金融機関 |欧州中央銀行(ECB)とユーロ加盟中央銀行で構成する「ユーロシステム」。非金融政策資金をサステナブルで責任ある投資の共通スタンスで合意。TCFD情報開示を2年以内に実施(ECB) |
ECB4キャプチャ

 

  欧州中央銀行(ECB)とユーロ加盟の19の各国中央銀行で構成する欧州中央銀行システム(ESCB:ユーロシステム)は、金融政策以外で保有する各中銀の投資ポートフォリオをサステナブルで責任ある原則を共通スタンスとして適用し、今後2年の間に、年次報告を開始すると発表した。情報開示はTCFDの提言に沿って実施する。

 

 中央銀行は、市場に資金を供給したり吸収するなどの金融市場操作を行う金融政策を主な任務とする。だが、それ以外にも外為市場での取引、内部管理費・年金資金等の資金を抱える。これらの資金を独自に運用しているところが多い。

 

 今回のユーロシステムでの合意は、これらの非金融政策資金の投資ポートフォリオを、サステナブルで責任ある共通の原則に基づい……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン