国際協力銀行(JBIC)が今月、英国市場で実施した債券発行の主幹事を務めた英HSBCとバークレイズ銀行に対して、気候関連シンクタンクが両行の石炭火力撤退方針に反すると指摘、株主総会で論議になる可能性が指摘されている。JBICがベトナムのブンアン2石炭火力発電所建設への融資を進めているためだが、金融機関の直接の投融資ではない引き受け業務でも「脱炭素」が求められるかどうかが論点だ。
(写真は、すでに操業中のブンアン1石炭火力発電所。ブンアン2は、隣接して建設される計画)
ロイター等が報道した。問題提起をしているのは、気候関連シンクタンクの「Anthropocene Fixed Income Institut……
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