HOME10.電力・エネルギー |「クリーン水素」事業へ特化する初の「水素投資ファンド」発足。スイスの投資ファンドが立ち上げ。当面、10億ユーロ(約1300億円)規模を目指す。OECDのベンチャー企業に集中(RIEF) |
Hydrogen001キャプチャ

 

 クリーン水素事業に特化して投資する初の民間インフラファンド「水素ファンド(FiveT Hydrogen Fund)」が立ち上がった。スイスの投資ファンドによるもので、当面、10億ユーロ(約1300億円)規模のグローバル投資を目指す。水素事業特化の投資ファンドは初めて。石炭等を原料とする水素ではなく再生可能エネルギー電力による水電解での「グリーン水素」のベンチャー企業への投資に集中する。脱炭素に向けた安定電力供給の軸に水素投資を据える考えだ。

 

 ファンドを立ち上げたのは、スイス拠点のFiveT Capital(チューリッヒ)。フランスの産業ガス大手エア・リキードで水素事業を主導したPierre-Etienne Franc氏をトップに据えたFiveT Hydrogen Fu……

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