HOME4.市場・運用 |国際的な「サステナビリティ・リンク・ローン原則(SLLP)」一部改訂。「サステナビリティ業績目標(SPTs)」の厳格化と達成状況の一般開示を推奨。外部機関による検証は必要事項(RIEF) |
SLLPキャプチャ

 

 国際シンジケートローンに参加する金融機関で構成するローン市場協会(LMA)とアジア太平洋ローン協会(APLMA)、ローンシンジケーション&トレーディング協会(LSTA)の3機関は、サステナビリティ・リンクド・ローン原則(SLLP)の改定版を公表した。新版ではこれまで推奨だった契約後の外部検証機関によるセカンドオピニオン取得を必要事項としたほか、目標とする「サステナビリティ業績目標(SPTs)」を厳格化し、達成状況について一般にも公表することを推奨している。

 

 改定したSLLPは今月3日から適用される。SLLPは2019年3月に公表され、昨年5月にも一度、サステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)の改定に合わせて一部改訂をしている。今回、第三者検証の付与とSPTsの開示等を強化した……

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