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「2013年世界最悪企業(Black Planet Award)」は ドイツ銀行に贈呈 (ethecon)

2013-09-25 01:10:01

Deutschebankキャプチャ
ドイツの倫理NGOのetheconは、今年、地球にもっとも害悪をもたらした「2013年世界最悪企業=Black Planet Award」の称号を、ドイツ銀行の経営者と大株主に贈呈すると発表した。etheconは毎年、地球の保全に貢献した人・団体に対してBlue Planet Awardを、逆に地球に害悪をもたらした人・団体にはBlack Planet Awardを贈っている。2011年には東京電力に最悪企業賞が贈られた。Deutschebankキャプチャ

 

The Blue Planet Awardの2013年の対象は、ナチスの残虐行為ホロコーストの数少ない生存者の一人である Esther Bejaranoとなった。両賞の贈呈式は11月16日にベルリンで開かれる。通常、贈呈式にはBlue Planetの受賞者しか現れず、Black Planet賞は、etheconが直接、本社や本人に届けることが多い。Deutsche Bank の場合も、贈呈式後に届けられることになりそうだ。

Deutsche Bankが選ばれたのは、 利益追求のため、金融取引等で数多くの犯罪的行為を重ねたためという。ヒトラーのファシズムとの犯罪的な連動、食糧投機、金利操作、投機的な住宅投資、オフショア取引を利用した税逃れの幇助等。

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Esther Bejaranoはホロコーストの代表地、アウシュビッツの収容所で組織された「女性だけの交響楽団」の最後の生き残りの一人。解放された後、平和運動、特に反ユダヤ運動や人種差別、ファシズム等に反対する活動を長年展開してきた。

ドイツ銀行のCEOのAnshu Jain と Jürgen Fitschenは、他の幹部たちとともに、銀行の利益追求という名目で、取り引きに伴う法権限の乱用や法律違反等をたくさん展開してきたという。

http://www.ethecon.org/en/793