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みずほ銀行が アジア初のエクエーター原則協会(EPA)議長行に就任へ(FGW)

2014-03-28 16:47:27

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Mizuhoimg_b_logo02みずほ銀行は、国際的なプロジェクトファイナンス等での環境・社会的配慮をルール化する民間金融機関の自主的国際団体である「エクエーター原則協会(EPA)」の議長金融機関に、5月1日から、アジアの銀行として初めて就任することになった。エクエーター原則には世界の主要金融機関79機関が署名しており、日本のメガバンクの国際的なリーダーシップが認められた形だ。

 

エクエーター原則は2003年に、米シティバンク、英バークレイズなどの金融機関が主導してスタートし、みずほ(当時:みずほコーポレート銀行)は日本のメガバンクとして最初に原則に署名した。その後もみずほは、2010 年8 月からEPAの活動として、中国やインドなど、環境・社会的に影響力を強めているアジアの金融機関のEP署名を推進するための活動分科会のリーダーを務めるなど、積極的にEPA活動を支えてきた。ep%20logos

 

今回の議長国就任は、そうした実績に加えて、国際プロジェクトファイナンスの領域が、途上国での大規模天然資源開発や国家的インフラ事業などにシフトし、途上国の主要開発金融機関の役割が高まっていることも影響しているとみられる。従来の欧米主導型だけでなく、アジアやアフリカ等での事業領域にEPAの活動を広げるうえで、途上国で信頼を得ている日本の金融機関の役割が評価されたともいえる。

 

EPAも「みずほ銀行は、アジアを初めとする世界中の途上国市場で持続可能な経済発展を追求するために、EPAとして最初のアジアからの議長行として、リーダーシップを発揮してくれると強く期待している」とのコメントを発表した。

 

https://www.mizuhobank.co.jp/release/2014/pdf/news140327.pdf

 

http://www.equator-principles.com/