米国の活動派、環境NGOとして知られるレインフォレスト・アクション・ネットワーク(Rainforest Action Network: RAN、本部サンフランシスコ)は、石炭火力発電など石炭関連事業への金融機関の投融資を抑えるためのターゲットを米銀Morgan Stanleyに定める、と公表した。
RANは、年末の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に向けて、温暖化を加速させる石炭などの化石燃料の使用を削減させる活動を展開している。これまでも、米ウォールストリートのグローバル金融機関に対して、石炭関連事業への投融資を引き揚げるよう求める直接活動を繰り広げてきた。
最初の標的としたBank of America Meril Lynch(BAML)との間では、4年にわたる硬軟両面の交渉を経て、今年初め……
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