HOME4.市場・運用 |世界最大の保険会社アリアンツ 石炭関連企業を投資対象から除外するDivestmentを宣言。石炭火力も除外対象(RIEF) |
Allianzキャプチャ

 世界最大の保険会社であるドイツのアリアンツは24日、石炭関連企業への投資資金を原則として引き揚げると宣言した。

 アリアンツのDivestment方針は、これまでのグローバルな金融機関等の行動の中でも、もっとも影響が大きいといえる。投資資金の引き揚げは、エネルギー開発企業の場合、収入の3割以上を石炭開発から得ている企業とし、電力会社の場合、発電量の3割以上を石炭火力発電所に頼っている場合も対象とする。これらの企業の債券への投資資金も引き揚げる。

 

 これらのDivestment行動によって、同社グループの資産のうち40億ユーロ(約5200億円)分の投資対象が入れ替わることになる。グローバル展開する保険会社では、フランスのAXAが今年5月に、収入の5割以上を石炭関連から得る企業を資産運用の対象から除外する方針を示したこと……

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