HOME5. 政策関連 |香港証券取引所 上場企業のESG情報開示の義務化を決定。Comply or Explainベースで。来年7月末に最初の開示(RIEF) 東証はまた“負けた”ね |
HKキャプチャ

 香港証券取引所は上場基準を改定、同取引所の上場企業は、今年1月1日以降の決算期において、情報開示に温室効果ガスの排出量などの環境・社会・ガバナンス(ESG)情報を「Comply or Explain」ベースで開示することを正式に決めた。

 

 ESG情報の開示は当該企業のアニュアルレポートにおいて、あるいは同レポート開示後、証取上場企業の場合で4か月後、新興市場のGEM上場企業の場合で3か月後までにESGレポートを出すと定めた。この結果、実際のESG開示は2017年7月末までに行われる。アニュアルレポートの発行を前倒しすれば、ESGレポーティングも前倒しされる。

 

 ただ、環境分野の主要業績指標(KPI)の開示は、香港証取の上場企業の約7割が12月決算であり、一般的なESG情報開示と同列に扱う……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン