HOME9.中国&アジア |スウェーデンのPE投資会社EQT ドイツの廃棄物エネルギー最大手EEW社を、中国企業に売却。国際化するエネルギービジネスの象徴(RIEF) |
EEWキャプチャ

 

 スウェーデンのプライベートエクイティ投資会社のEQTは、投資先のドイツ廃棄物エネルギー最大手のEEW社を、中国の複合企業である北京控股(Beijing Enterprises)に売却すると発表した。

 

株式の売却額は14億3800万ユーロ(約1870億円)。EQTによると、中国企業によるドイツ企業の買収案件としては過去最大という。ドイツ政府の最終承認を経て、今月末に契約完了する見通し。取引アドバイザーはMorgan Stanley。

 

 EEWはドイツを中心に18工場で年間約470万㌧の廃棄物を扱う能力を持ち、電力や熱、蒸気をつくり工場、ビルなどに供給・販売している。EQTは2013 年春に同社の株51%を取得し、経営再建に乗り出した。残りはドイツのエネルギー大……

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