HOME6. 外国金融機関 |スウェーデンの金融監督当局 年金基金の保有資産が抱える気候変動リスクと座礁資産評価の重要性を指摘(RIEF) |
FIキャプチャ

 

  スウェーデンの金融監督当局は、年金基金が保有資産の投資ポートフォリオに及ぼす気候変動リスクと座礁資産(Stranded Assets)の影響を、事前に評価するストレステストの実施を提唱するレポートを公表した。

 

 レポートを出したのはFinansinspektionen(FI)。日本の金融庁と同じ役割を果たしている。FIは、直ちに気候変動関連のストレステスト規制を導入することは否定している。しかし、政府に対して、金融機関がこうしたリスクを将来の不確実な事象への備えを評価することの有益性を強調した。

 

 保有資産の気候変動リスクを事前評価することの利点について、金融システムの安定にどの程度影響するかを具体的に把握できるほか、それに対する適切な対処の方法を得ること……

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