米格付け機関のMoody’s は、今年のグローバル市場で発行されるグリーンボンドの推計について、当初見込みから4割増の7000億㌦に修正した。中国での発行増が見込まれることが推計修正の最大の理由だ。
Moody'sは、2月の初めにまとめた発行推計では、今年はグローバル市場で500億㌦と見込んでいた。昨年全体の発行額約430億㌦から16%増と、手堅く見積もっていた。しかし、第一四半期(1~3月期)での中国での発行増を前提として、全体の推計を大幅に上方修正した。
Moody’sの推計では、第一四半期のグローバルでの発行額は169億㌦。そのうち中国の発行が46.7%の79億㌦だった。昨年末に中国の中央銀行である人民銀行が国内市場向けのガイドラインを公表し、金融……
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