通称、「バチカン銀行」と呼ばれるバチカンの「宗教事業協会(the Istituto per le Opere di Religione :IOR)が、社会的責任投資(SRI)のクライテリアを設けるという。 かつてはマフィア資金の洗浄疑惑など“闇の銀行”のイメージが強かったが、社会的責任を投資先に求める“善の銀行”に変身しようとしている。
ローマ法王庁は、前法王のベネディクト16世の在位中に、IORをはじめとする不透明なバチカンの資金の流れをチェックするFinancial Intelligence Authority(FIA)を設立するなど改革を手掛けてきた。
「貧者の教会」を掲げるフランシスコ法王が就……
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