グローバルにコンサルティング業務などを展開する会計事務所のEY (Ernst & Young) は、中国市場で「グリーンボンド格付け評価システム」のサービス提供を始めた。中国ではグリーンボンドの発行が急増しているが、定まったグリーン度の評価尺度がないため、内外の投資家向け需要があるとの判断による。

 

　　EYは、外部格付け機関等が提供するグリーンボンドの信用格付け評価とは別に、投資対象のグリーン度を評価する「EY Green Evaluation System（GES）」を開発した。昨年末、中国人民銀行は国際的なグリーンボンド原則（GBP）に沿って、中国国内市場でのグリーンボンド発行のガイドラインを定めた。ただ、個々のボンドによって投資対象のグリーン度は異なり、信頼できる第三者認証が求められてい……

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