HOME1. 銀行・証券 |金融安定理事会(FSB)の「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」によるフェーズ2報告書案の概要わかる(RIEF) |
TCFDキャプチャ

 

 主要国の金融監督当局で構成する金融安定理事会(FSB)が、気候変動による企業の財務価値の変動を情報開示する共通ルール化のために、作業をしてきた「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD」)のフェーズ2報告書案の概要がわかった。

 

 TCFDは、ニューヨーク市長を務めたマイケル・ブルームバーグ氏が座長。CO2排出量の多い産業代表、CO2データを利用し企業評価をする金融界代表、評価・審査を担当する監査法人等の代表等が集まって、作業を進めてきた。

 

 今年3月にはフェーズ1報告書を公表した。今回のフェーズ2報告書は、今月14日に公表する。その後、60日間のパブリックコメント期間を設けて調整し、来年6月に、主要国蔵相・中央銀行総裁会議(G20)に正式な報告書を提出す……

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