中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、石炭火力などの化石燃料事業へのファイナンスに手を染めているとの批判があがっている。AIIBは設立以来、「グリーンインフラ投資」を掲げ、金立群総裁らは石炭関連事業への投融資を否定してきた。しかし、NGOなどの調べでは、10億㌦近い石炭関連融資を手掛けているほか、ファンド等を介した間接的な仲介投資でも石炭関連事業に資金が流れているという。
(写真は、北京にあるAIIBの本部)
AIIBは6月25~26日にインドのムンバイで第3回年次総会を開くが、この問題を金総裁以下の執行部がどう説明するかが注目される。
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