今年上半期（1~6月）のグローバル市場でのグリーンボンドの引き受け主幹事ランキングで、米銀のBank of America Merrill Lynch (BAML) がトップの座に返り咲いた。BAMLは2015、16年と連続して年間トップの座を占めたが、昨年は仏銀のクレディ・アグリコルに抜かれていた。上半期での首位奪還は、米国市場で企業のグリーンボンド発行が増大したことが貢献した。

 

　英Environmental Financeの集計によると、今年第一四半期も首位は仏銀のBNPパリバに譲ったが、BAMLは第二四半期上半期の引き受けを上積みし、上期全体での引受額は55億9000万㌦と、第二位のクレディアグリコルCIBを3500万㌦とわずかだが上回った。BNPパリバは3位の49億330……

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