HOME |オーストラリアとニュージーランドの金融界が、サステナブルファイナンスのロードマップ作りで合意。300超の金融機関が参加。政策・規制の改革も。欧州委員会等の作業に続く(RIEF) |
Australia&Newzelandキャプチャ

 

 オーストラリアとニュージーランドの銀行、保険、投資機関等、300以上の金融機関が、両国でのサステナブルファイナンスを確立するためのロードマップ作りで合意した。参加金融機関の総資産は10兆㌦(約1100兆円)に達する。サステナブルファイナンスのフレームワークづくりは欧州委員会が先行するほか、中国なども打ち出しており、オーストラリア等も金融システムの抜本改革を目指す。

 

 今週、シドニーで開いた国連環境計画(UNEP)金融イニシアティブ(FI)の会議で、両国の金融機関がロードマップ作りの共同声明を公表した。その内容は、金融機関の行動改革だけでなく、金融政策、金融規制の変更についても勧告を予定している。金融セクター全体が、気候変動に対してより強靭で、さらにより持続可能な経済づくりに役立つよう、……

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