HOME4.市場・運用 |「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」のISO国際規格化をフランスが提案。資源有効活用を経済成長につなげ、国連のSDGs達成や廃プラスチック問題等の解決に資する考え(RIEF) |
Circular economy1キャプチャ

 

 フランスは、資源循環によって持続可能な経済成長を目指す「サーキュラー・エコノミー」を国際標準化機構(ISO)の国際規格とする新規提案を行った。新たにサーキュラー・エコノミー専門の技術委員会(TC)を設け、有限資源の効率活用を経済成長につなげることで、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現を促進するほか、世界的に課題となっているプラスチック廃棄物問題の解決などにも資する考え。

 

 フランス規格協会(AFNOR)がISO事務局に新たな分野横断的な提案としてTCの設置を求め、現在、ISO各国による投票の対象となっている。経済と社会の持続可能性を高めるための提案としては、英国が先に提唱しているサステナブルファイナンスの新TC設置案に次ぐものだ。投票は9月半ばを期日としている。

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン